開業資金計画書は意外に簡単で、簡易的なテンプレートを使えば難しくありません
特に注意事項もないのでサクッと作っちゃいましょう
このような悩みを持っている方は必読!
資金計画書の作り方を教えてほしい。
これらの悩みを全て解決できます。
資金計画書はめちゃくちゃ簡単で、運転資金と設備資金の数字を書き込み、両方の数字が一致すれば完成です。
これで終わりです、簡単でしょう。
運転資金をわかっている方は多いのですが、設備資金を勘違いしている方が多いので、正しい認識をしておきましょう。
これらを理解できれば問題解決です。
ポイントは2つです。
- 資金計画書とは
- 資金計画書を作成
では具体的に解説していきます。
資金計画書とは
資金計画書とはそのままの言葉通り、開業にあたりお金がいくら必要なのかを示したものです
運転資金と設備資金の金額を左右に分け、合計数字を合わせます
このやり方は、複式簿記でやったやり方と同じようにやれば大丈夫です
設備資金
設備資金と聞くと、きっと店舗や機械やデスクや椅子など思い浮かぶでしょう
でもその定義を知っている人はあまり多くいません
設備資金とは有形固定資産と無形固定資産のことをいいます
固定資産は設備資金に計上してください
有形固定資産
ズバリ形あるもの、目に見える物体が有形固定資産になります
土地・建物・機械・工場生産機などです
時間や使用頻度により資産価値が無くなり、形あるものは必ず朽ちていきます
これが無形固定資産との違いです
無形固定資産
ズバリ目に見えない資産を無形固定資産といいます
営業権・特許権・ソフトウェアなどをいいます
時間や使用頻度は関係なく、長期にわたり利益をだし続ける資産をいいます
この無形固定資産も設備資金に分類されます
運転資金
運転資金と言ってもやってることは損益決算書の内容と同じです
まず1年間の損益決算書を作成し、諸費用がどれぐらいかかるのかをシュミレーションしてみましょう
運転資金は、1年間仮に赤字でも持つ資金を持っておくことです
毎月支出される費用、毎月収入になる利益、営業利益までの計算をちゃんとして資金計画を立てましょう
運転資金は、多少多く見積もっておくことをお勧めします
運転資金の諸費用は思った以上にかかります
予定外に資金が飛んでいくことは、命とりになるからです
これだけ覚えておけば十分なので次にいっちゃいましょう
運転資金と設備資金を算出したら後はもう簡単です
2つの合計数字と会うように、自己資金と借入金の合計数字を合わせます
資金計画書を作成
資金計画書の作り方や書き方に定義はないのですが、今回は創業融資にある表を基に作っていきます
創業計画書のテンプレートを使います
テンプレートを使えば書き方も作り方も決まっているからです
国民生活事業からダウンロードしてください。創業計画書のPDFとExcel版があるので好きな方をダウンロードしましょう
創業計画書の7番に下のような書き込む項目内容があります 参考にしてください
表に書かれている内容を確認しましょう
必要な金額や会社名、自己資金や借入金、一般管理費など算出しておきましょう
次の創業計画が楽になります
それと数字に関する事なのですが、一の位の数字がありません
細かく書かなくてよいのです
〇百〇十程度で大丈夫です
では端数はどうするのかと言うと、特に気にすることもありません
運転資金も事細かく書く必要はありません。一円単位まできっちり整合が合わなくても多少なり誤差もあります。要は分かりやすい金額であればいいのです
まとめ
簡単に単純な数字で表現することを心掛けてください
複式簿記と同じように、左右の金額が必ず一致します
電卓を使って整合性の確認はしておきましょう