事業計画書の売上予測はデーターから割出します

事業計画の心臓部です。売上げの立て方を解説します。データーを基に現実的な数字を叩き出だし表計算まで完成させます(2部構成で解説します)

事業計画書の売上予測はデーターから割出します

記事の内容

資金計画の最重要な部分を解説します

売上予測を設定する3つを解説

売上高の予測方法、作成するための順番

当てにならない収支計画の計算方法の解説

減価償却を使って赤字にする方法、赤字にするメリット

売上を上げるための根拠の説明

そして本格的にデーターを基に作成するために2部から解説します

売上予測の期間

売上予測を立てるには、まず期間を決める必要があります
その期間とはズバリ3年間です

ということで、まずは3年間の売上期間を定めましょう

売上予測の3つの設定

売上予測を作るには、絶対条件となる設定があります
その3つの設定を見ていきましょう

  1. 初月の売上設定
  2. 1年間の売上設定
  3. 売上高の予測方法

予測を決めるにはデーターが必要です
ですがデーターが無いので基準点を決めましょう

毎月かかる固定費を基準点とし、売上予測を決めていきます

重要
必ず固定費の数字は算出しておくこと

初月の売上設定

注意点は、初月からいきなり売上を高くしないことです
売上は固定費より必ず低くすること

注目
しっかり出した固定費の90%以上を、初月の売上高に設定する

例えば固定費が40万とし、初月売上高を90%にした場合、40×0.9=36となり、36万から徐々に売上を上げていきます

むしろ固定費も払えないような売上では事業自体が成り立ちません

それらしく見える予測を作るため、以下の事を意識して作ってみましょう

  1. 売上高の成長率は1.1%を超えない
    1.1%を超えると早急な黒字となるからです
  2. 急激な売上や成長はやめておくこと
  3. 年末年始やお盆、クリスマスやハロウィンなど
    イベントによる売上の増減傾向をだす

売上を少しづつ上げていきましょう
例え根拠が無くても、毎月ちょっとづつ調整し黒字にしてください

1年間の売上設定

注意点は、2期目までに黒字を目指すこと

注目
売上は、半年もしくは1年以内に黒字になる売上予測にする

日本政策金融公庫や保証協会などは、売上予測が1年内の黒字になっていなければ貸し渋ってきます

厳密に言うと借りることが厳しい状態になる

予測は1年以内の黒字に強制的にしなければならないのです
あとの2年間は下手に上げず、緩やかにしておくこと

ここで大事なことは

1年以内に売上が上がる根拠の説明ができることです

売上高の予測方法

取扱商品・サービスが複数ある場合は、それぞれ個別に単価と客数を予測して算出します
売上高の予測は、自分の起業を客観的に判断するプロセスになります

業者業態を問わず、客観数の視点を盛り込んだ説得力ある予測を示せるのは

重要
客単価×客数

実際に計算してみると
こんなにたくさんのお客さんを確保しなければ採算がとれないのか
と愕然とすることもあります

そこでめげずに、繰り返しシュミレーションして
計画のブラッシュアップが起業を成功させるカギです

具体的にイメージ出来るように、業種ごとの算出方法を紹介します

売上予測を先に作ること

必ず作成する資金計画が3つあります

  1. 売上予測
  2. 損益計算書
  3. キャッシュフロー計算書

売上予測は、売上高売上原価だけしっかり作りましょう
上記のように1~3の順番で作ります

なぜなら損益計算書の作成は、売上予測の数字を基に作成するからです
そして損益計算書を基に、キャッシュフロー計算書を作成します

そのほうが数字の確認や抜け落ち、食い違いを明確にできるからです
絶対にというわけではないですが、この順番で作ったほうが早いし、わかりやすいと思います

あてにならない計算方法

日本政策金融公庫の収支計画という計算方法があります

この計算方法は日本政策金融公庫のHPの至る所で頻繁に見かける計算法です

他のブログなどを見ると、この計算方法でやってください的なことが書いてあるのを見かけます
他にも掲載だけあって、何も説明が無いブログも見かけます

ですが実際には、こうした予測で算出しても

融資担当者から絶対に融資してもらえません

なぜなら顧客数の視点が欠如しているからです

商品やサービスを購入するお客さんの見込みを示さないで、生産能力や人的生産性だけで予測してもまったく通じません

もし参考にするのであれば、補足材料程度に用いてください
この計算を鵜呑みにしても、全く役には立ちません

減価償却費を使って赤字にする

減価償却に関しての詳しく記事はこちらです

減価償却費の定額法と定率法の計算方法

2018年7月26日

それでは赤字のからくりを説明します

通常の決算書

合計34-法人税10=純利益24

減価償却費を入れた決算書

売上高818-売上原価184-諸経費600-減価償却費120=合計-86

緑が減価償却です
合計は赤で囲ってあります

マイナスになると払えるお金がないのでもちろん法人税は発生しません
ですが減価償却というのは、現金出費のない費用なのでお金が会社に入ってきます

要はこのような感じで赤字になるのです

赤字になるとどうなるのか?

減価償却費で赤字になるのは、しょうがないことです
むしろいいことなので、積極的にやりましょう

全ての中小企業がやっているとは言いませんが
意図的に操作して、赤字にしている会社もいます

ですが意図的な赤字は、銀行からすれば、かなり悪い印象を与えてしまいます
しかも銀行側はわざと赤字にしていることなどバレバレです

このことから何がいいたいのかというと
わざと赤字にするのであれば創業初期だけにして
2期目以降はやはり黒字にする方がいいということです

売上が上がる根拠の説明

融資者さんに根拠の説明がちゃんとできればいいのですが
何て説明すればいいのか?
迷いますよね

適当に言っても疑われるし、下手すれば融資をしてもらえないかもしれないし
なので融資者さんが納得する根拠の説明を教えておきます

これだけの顧客を確保しています!
その顧客に、これだけの客単価をかければ
これだけの売上が上がるので大丈夫です!

なんとしても顧客確保をしてください

客数に客単価をかけて計算した数字が固定費を上回っていれば良い

極論これです

売上予測は2つの項目から計算する

今回売上予測を作成するにあたって2部構成にしました。計算の解説や表作成だけでも膨大な量になったからです

日本政策金融公庫のHPからデーターを参考にし、現実的な売上予測を作成します

作成に気を付けるべき点や、注意しておくこと、統計学の知識を使った分析でデーターを読み解き、作成していきます

では作成していきましょう

全ての売上予測は作成することが出来る

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