事業計画書のエグゼクティブサマリーの書き方と要素

事業計画には何を書けばいいのか?重要接点は何なのか?必要なエグゼクティブサマリーは何があるのか?
こういった主要項目を全て説明していきます

事業計画書のエグゼクティブサマリーの書き方と要素

記事の内容
エグゼクティブサマリーとは事業計画書の構成を作成するものです。相手に伝わる項目を明確にしておかないと何を言いたいのかわからなくなります。

構成を考えることで事業の矛盾や可能性、新たなアイデアなどが生まれます

ここで構成と内容を煮詰めていきましょう

事業計画書とは?

どのような事業で、どんな商品を誰に売っていきますか?
事業の利益は?
などの現実的な計画書のことです

作成項目はシンプルであり、大きく分けて4つほどあれば十分です

  • 経営計画書
  • 開業資金計画書
  • 損益決算書
  • キャッシュフロー計算書

これだけで十分です
このうち経営計画書の内容がエグゼクティブサマリーとなります

事業内容を書き出す

思いつくまま書く
書けるだけ書いて書きまくる
いわゆるブレインストームです

ブレインストームとは、思いついたアイディアや発想や構想など
使える使えない関係なしに、思いついたまま書くことです

書出しを終えたら見直しをお勧めします
なぜなら事業内容に足らない部分や、書いた矛盾にも気付きます

  • 自分で読む
  • 客観的にみる
  • アイデアと内容が違ってないか確認する
  • 誰から見てもわかりやすく作る
注意
考えながらの書出しはよくありません。考えながら書き出すと、アイデアが浮かんでも余計な判断で脳内削除をしてしまう恐れがあるからです

では書き出していきましょう

エグゼクティブサマリー

それでは一つ一つ詳細をじっくり見ていきましょう

1.創業の動機

なぜ創業するのか、創業に至るまでの経緯を書こう

例えば…
~事業を通して社会貢献ができるから創業した
店を持つことは小さい頃からの夢だった
など

2.ビジネスモデル

客が商品を購入し、お金を手に入れるまでの簡単な流れを表そう

融資者に簡単に的確に言えるぐらいまとめよう
10秒以内に説明できればベストだ

3.提供する商品やサービス

どのような商品なのか簡単に説明できるようにしよう

形ある商品や物体がない商品、様々な商品をちゃんと説明できるようにしよう
例えば…

~国の原料で出来た希少価値の高い~商品など

4.ビジネスの構造

ビジネスモデルの構造を詳しく説明しよう

2のビジネスモデルを具体的に表そう
内容の食い違いがあると、すぐ指摘されてしまうで気を付けよう

5.経営体制

何を重きにおいて経営をしていくのか

  • ターゲット顧客の層はどこなのか?
  • 商品をどうやって売っていくのか?
  • リピートするにはどうすればいいのか?

誰に、何を、どのように?を軸に考えよう

6.会社のプロフィール

開業直前に明記する

  • 法人名
    会社名です
  • 本店所在地
    店や工場や事務所などの住所です
  • 資本金
    起業する時に必要な資金の事です
  • 役員一覧
    代表取締役の名前と役員にする方の名前です
    代表一人でも大丈夫です
  • 業務内容【完結に記入】
    例えばWEB制作、ゲームソフト開発やアプリ制作事業、CM運営、企画など
  • リリース時期
    大体これぐらいの時期の開業予定を決めましょう

7.自分の経歴

生年月日から学校卒業、今に至る会社の履歴を簡単にまとめる

:平成〇年〇月〇日生まれ(〇才)
平成〇年 〇〇学校卒業
平成〇年 (株)〇〇会社
平成〇年 (株)〇〇会社(平成〇年倒産)
平成〇年 (株)〇〇会社
平成〇年 (株)〇〇会社 (今に至る)

細かく書く必要はありません、完結にまとめましょう

8.創業者について

内容は必ず事業で使えるスキルをアピール

  • 性格面
    自分の長所や短所、あとは得意なこと
  • 趣味から得た知識、経験、スキル
    今までの趣味などを通して経験になったスキルが
    事業にどう使えるのか書こう
  • 過去や現仕事の職務経験の意義
    仕事でどのようなスキルを身に付けてきたのかを書き出しましょう
    重要なのが、知識や経験やスキルをただ書くのではなく
重要
事業にどのように役立つのかを書きましょう

9.本業が成り立つ根拠

開業して売り上げが上がる体制を書く

時間をかける内容です
必ず聞かれることであり、金融関係者や保証協会などにちゃんと説明する必要があります

売上が立つ理由
極論を言えば、顧客を持っていればいいのです
顧客さえいれば、売上が立つ1番の理由になります

その他には

  • 取引先や提携先があり、いきなり売上を上げられる
  • 実務経験からのデーターや実績で商品を売ることができる
  • 顧客を持っている(店に来てくれる友達がいる、顧客リストを持っているなど)

10.競合他社とサービスの比較

競合他社との明確な差別化

商品やシステムを徹底的にリサーチをしてください
新事業ならば類似性のある会社を調べましょう
他社との違いを明確にする

  1. 料金設定
  2. サービスの内容
  3. サービスの強み
  4. 自社のメリットとデメリット

この4項目をリサーチしておけば大丈夫です

11.他社商品との差別化

自社のオリジナルは何か?

差別化ができないと、正直売っていくことは厳しい状況になります

似たような店、商品はもうこの世にいくらでも存在します
生き残っていくには他社とは違う差別化が必要です

  • 自社にしかできない商品の強み
  • コスト削減を実現できる流通経路や取引先
  • 新発明した商品
  • 決して真似できない精密製造など
重要
市場を独占することを考えるのではなく、競合の中で勝っていくための商品の強みを考えましょう

独占禁止法に引っ掛かってしまうため

12.ロケ地の環境

店舗の周辺住民を調査

必ずやらなければならない調査です
自分の方針を変えてでも環境に合わせる必要があります
店を構える前には、必ず他社の調査を必ずしましょう

  • 環境を見る
  • 客層を見る
  • 雰囲気を見る
  • 味を見る

これ以上に必要な調査があります

超重要
店を構える場所や地域の客層を把握することである

商圏範囲の設定

飲食店の場合は、半径500m~1kmが一次商圏

商圏範囲の人口特定

出店地点から直径1kmの人口を割り出す
商圏人口の内容を調べるにはe-statの総務省統計局が出しているデーターです

以下の内容を調べよう

  • 世帯数
    商圏内にどれくらいの世帯があるのか?
  • 世帯人数
    人口÷世帯人数で算出し、世帯人数が低い=単身世帯が多い
    世帯人数が高い=ファミリー層が多く住んでいる
  • 年齢別人口
    年齢別で人口を見て、自店の商圏の客層を調査する
  • 人口増減
    人口が近年増減傾向を、データを見て住民の動きを調査
  • 所得
    所得の高い層と低い層がどれくらい商圏内に住んでいるのかわかります
  • 家計品目別支出
    世帯毎の1ヶ月にいくら支払っているのか項目毎にわかります
  • 昼夜間人口
    大都市部では昼、夜の人口が大きく変わります
  • 通行量調査
    出店候補地の前をどのような人、車がどれくらい通るか調査します。
    商業施設の入場者、来場者調査もします

家計調査から出額の算出

検索で町丁別住民基本台帳と入力し、自分の出店地域を検索しましょう

東京都の家計調査を例に出してみました

東京都の家計調査の場合

13.人材雇用

雇用の人数やタイミング

正社員やパート、アルバイトなど雇用形態は様々です
どうしても人材を雇用しないと成り立たないのであれば
必ず人材を確保してください

雇用時期と人数を書きましょう
1人からスタートする場合は
どのタイミングで
どれぐらいの人数を雇うか書きましょう

14.マーケティング戦略

商品をどうやって広めて、売っていくか

アプローチの仕方や広告宣伝の手法を具体的に書けば大丈夫です

広告代理店を利用する手もありますが、自分的に良いやり方とは思いません
なぜなら企業に任せきりになるし、自分の経験にならないからです

自分で広告を打ち
結果→分析→対策→実行→結果
の繰り返しで運用を覚えていきましょう

企業にお金を出して宣伝する

クリック率やアクセス数、滞在時間や種類(世代別、性別、好み、時間帯)などで色々と設定できます
何を目的にアクセスを上げるのかを決めましょう

facebook広告

いいねを増やす、閲覧数を増やす、講演会の告知を増やす…など

twitter広告

リツィート数を増やす、フォロー数を増やす、検索ワードの連動…など

閲覧数、視聴回数、視聴時間などお金を自由に設定して宣伝できるので広告資金を考えて設定しましょう

line広告

国内ユーザー数60%をしめる国内最大のsnsです
lineは企業商品宣伝なので、利用する場合はうまく運用しましょう

1日~1か月単位で結果が出ますので、細かい分析結果チェックをしましょう
効果が無いと分かればすぐやめましょう。時間やお金の無駄です

自分で宣伝する

youtube、blog、wordpressなど

  • youtube
    それなりに宣伝の仕方を勉強しましょう
    効率を考えて宣伝していくほうが効果的です
    動画でのアプローチや設定の仕方などを勉強してからでも遅くはないので学習しよう
    youtubeクリエイターアカデミーがかなりお勧めです
    youtubeクリエイターアカデミー
  • blog
    様々にありますが自分で一番良いと思う物で宣伝していく方が良いと思います
    ブログサービスランキング
  • wordpress
    検索上位を狙うならwordpressが最も効果的です
    なぜならgoogleがwordpressを推薦しているからです
    wordpressは勉強と時間が必要です
    wordpressの使い方やプログラミング、SEO対策やコンテンツライティングなど
    すぐ宣伝したいという方はやめたほうがいいでしょう
    wordpress

15.リスクと対策

起こりうる最悪の事をすべて考える

商品をただ売るだけでは商売は成り立ちません
売れるイメージをすることは良い事ですが、自分の都合のいい事ばかりではありません

人を相手にする以上、トラブルはつきものです
それなりに対策を打つ必要があります

絶対3項目以上は対策を考えましょう。それ以上あれば尚よし

  • 消費者とのトラブル
    (リスク)新規客や常連客に商品が届かない
    (対策) 電話や住所、発注から発送までの確認で迅速に行動
  • 機械設備のトラブル
    (リスク)雨に弱い、自然災害、虫や生物などによる故障
    (対策) 代用できる設備を投入し、営業を止めない
  • 関連会社のトラブル
    (リスク)取引先の倒産、在庫切れ
    (対策) 第二の提携先や在庫の確保

各項目にはどのようなトラブルがあるのか?
トラブルに関してどのような対策をとるのか?
リスク対策を書き出そう

16.自己資金の洗い出し

自己資金をいくら用意できるのか

自己資金以外で、家族や親せきの出資
友達や共同創業者など、どれぐらい資金を集められるか
借金などもちゃんと含めて考えよう
いくら借りれば事業ができるのか洗い出そう

17.現職業からつながるスキル

身に付けたスキルを事業に活かす

現職業と全く違う事業を起業する場合、今のスキルがどのように役立つのかアピールしよう

融資者は、現職業と同じ事業を好みます
なぜなら実経験やスキルが身についているからです

貴方のところにラーメン開業希望者がお金を借りにきて、情熱があるがまったく経験がないと言われて貴方はお金を融資するだろうか?おそらくしないだろう
経験無き者がうまくいくはずがないと思うからである

18.社会的貢献

自社の事業が社会にどう貢献するのか

例えば…ドローンを開発することで、地方に物産を届けることができ、配送業者の人手不足の問題も解決できる

特に相乗効果でさらに社会貢献できれば、さらに良い

風俗関係や夜のクラブなどの事業は、銀行はお金を貸してくれません
なぜなら風評を気にして、預金者が減る事を嫌がるからです

19.取引先の確保

信頼できる取引先を確保しておく

事業するうえで信頼、馴染みのある取引先があるのは心強い

融資を受ける上で、提携先があまり事業業績が悪いようでは、信頼が揺らいでしまいます
事業業績を提出するためにも、取引先とはいい関係や信頼を築いておこう

まとめ

多種様々な事業形態があっても、エグゼクティブサマリーが大きく変わることはない
特に重要なのは

  1. 本業が成り立つ根拠
  2. 自己資金の洗い出し
  3. 経営体制
  4. マーケティング戦略

この4項目は特に煮詰めよう

このように貴方自身がお金を貸すならどういったことに注目し
何を提示してほしいかを考えれば分かりやすいだろう

次のステージへ

雇用に関する社会保険や労働保険の内容

2018年7月26日

ABOUTこの記事をかいた人

ビジネス、経済、心理学、英語、プログラミング、簿記3級、起業、教養、事業、洋楽、ドラムなど勉強と資格と知識の特化型ブログを発信中。ブログに関してはまだ始めたばかりの初心者です。 人生を変えたいと思う全ての方へ捧ぐブログです