商品戦略に関する基礎と製品戦略を解説します

商品戦略を考える上で基礎知識は欠かせません。そこから製品戦略で大事なサービスや商品に対する戦略を解説します。

商品戦略に関する基礎と製品戦略を解説します

記事の内容

商品に関する財とサービスの内容

生産財や消費財の解説

4つの消費財の説明

商品3つのポイント

製品戦略の4つの戦略

これらを解説します。

市場から見た商品戦略

マーケティングには4つのPが存在します。

4つの一つである商品そのものを理解しておくことが大事です。

商品戦略に必要な基礎知識になるのでしっかり覚えて理解していきましょう。解っているようであまり知らない商品の基礎です

財やサービス、生産や消費部分に接点をあてて基本的な知識を解説します。財とは経済学用語です。

商品の基礎を理解した後は、製品戦略に移ります。

財とは

財とは目に見える財と、目に見えない財の2つに分類できます。皆さんがに日常生活で普段から触れていますが、実際どのようなものなのか知っておきましょう。

有形財

有形財とは目に見える財です。商品そのものであったり、自動車、自転車、ごはんやコーヒーなど、触れて実感できるものが全て有形財と思ってください

無形財

無形財とは目に見えない財の事です。情報、知的財産、著作権、プログラムなどのコードなども当てはまります。

無形財と言ってもノウハウなどは蓄積されることを覚えておきましょう。

サービスとは

誰かが誰かのために何かを提供することをいいます。サービスの意味は提供することです。

レストランに行けば水や食事が提供されます。バス停にいけばバスが目的の場所まで運んでくれます。

ホテルに泊まることも、コンビニの食材を運んでくれる方も、商品を家まで運んでくれる方も全てサービスにあてはまります。

無形財と似ていると判断されがちですが、サービスの特徴は

消費と共に消滅する。これがサービスです

ノウハウと違って蓄積できないのです。飛行機の空席が残っていても、残りを次の便で提供することは出来ません。

このようにサービスはストックできないのです。

生産財

生産財とは、消費財とは定義が異なります。

個人や企業が財を生産するために必要な財です。もっと簡単に言えば商品を生産するための原料です。

簿記では売上原価となります。

同じ原料でも購入する目的が違うと消費財と生産財に分かれます。

例えば、卵は料理するために買うのであれば消費財となります。デザートなどの生産のために買うのであれば生産財となります。

生産財と消費財は購入目的で異なることを覚えておいてください。

消費財

消費財とは個人が消費するための財と考えてください。普段から購入している商品がそうです。

消費財は2つに分類できます。耐久消費財と非耐久消費財です。

耐久消費財

長期にわたって使用される財の事です。車やパソコン、ソフトウェアや携帯電話など長く使用されるものです。

ですが商品は必ず無くなります。消費を長く耐久出来る財と考えてください。

非耐久消費財

非耐久消費財は耐久消費財の逆です。あまり長く使えない財の事です。ティッシュペーパーや食材、洗剤や生活雑貨などです。

消費を短く耐久出来る財と考えてください。

曖昧になるので2つを見分けるために、1つの定義を教えておきます。

1年以上が耐久消費財、1年未満が非耐久消費財となります。

1年未満は消耗品扱いになります。簿記の定義でもそうなっていますが明確な線引きはありません。

でも1つの目安として、消耗品は1年未満と覚えておきましょう。

さらに消費財は4つに分類できます。それを簡単に説明してきます。

4つの消費財

消費財は4つに分類することができます。

最寄り品、買い回り品、専門品、非検索品です。基本的な知識になるので理解していきましょう。

最寄り品

普段から購入している使用頻度が高い商品です。先ほど解説した消耗品と同じです。

特徴としては、低料金で日常生活に溢れている商品すべてです。水、生活用品などもそうです。

購入に綿密な計画性はありません。気軽に何も考えず買いますが、何気に品質と値段の駆け引きをしながら購入しています。

買い回り品

購入頻度がそれほど多くない、かつ料金も大きくなります。

家電製品、家具や衣類などです。消費は日常からしているモノからあまり使わないモノまで色々あります。

購入に関して綿密でなくても計画を立てて買う商品です。

価格、デザイン、価値、品質など下調べをした上で買います。家電製品などは特に多いのではないでしょうか。

専門品

これはそのままの意味で専門性に特化した商品です。一番商品戦略が問われる製品になります。

高級家具、高級ブランド品、高額な家電製品、高級車などです。

値段が高い事が特徴です。値段が高いということは、しっかりとした戦略が出来ていないと売ることができません。

価値提供、品質、ロイヤリティ面などをしっかり計画します。もちろん購入頻度が少ないので一回の購入には慎重になります。

その慎重になる消費者の行動を考えてSTP戦略を練ります。

非検索品

消費者の生活にあまり関心がない商品です。普段からあまり意識せず買う目的もそんなに無い、購入理由がない商品です。

六方全集や墓石、生命保険や損害保険などです。

頻繁に買うことは無いが、人生において買う必要がたまにある商品でもあります。何かの目的があれば買うでしょう。

このような商品は特に練りこんだ戦略が重要になります。なぜなら購入頻度が少ない分、購入の理由を明確にしないといけないからです。

普段から買う必要のない商品を買ってもらうというこは、全ての面で工夫と努力が必要です。

商品3つのポイント

商品を形成する上で、しっかりとつかんだ製品作りが大事です。

商品形成3つのポイントを紹介しておきます。

商品の本質

ここがしっかりできていないと商品としての意味がありません。これを売るために開発しているようなものです。

人間で言えば脳みそや心臓にあたります。この機能を無くして人間は生きてはいけません。

商品の何を売りたいのか、その商品を表す本質とは何かを徹底的に追及することです。

商品の形

見た目の形になります。人間で言えば肉付き、髪や顔、スタイル、体形などです。

この人は魅力がある、イケメン、かっこいいなど、アイドルや芸能人をみても何か惹かれる魅力を作ることが大事です。

ブランドであったり、デザイン、象徴、見て商品の醍醐味が分かるような表現があることが大事です。

商品機能

人間で言えば動作や発言になります。人を支えてくれる機能の充実です。

商品のサービスはどのようなものがあるのか、購入してから商品価値を見いだせる特徴は何か、購入してよかったと思える価値は何か、などです。

これまで商品に関する基本的な解説をしてきました。これから製品に対しての製品戦略に移ります。

製品戦略

製品戦略には、それぞれしっかりとした流れがあります。それを一つ一つ説明していきますが、ここで各自の決定事項を簡単な流れだけ示しておきます。

商品属性の決定
パッケージ決定
レベリングの決定
商品・サービスの決定

商品属性

商品属性はポジショニング戦略に基づいて商品属性を決定します。

ポジショニング戦略の詳細に関してはこの記事を参考にしてください。

ポジショニング戦略と商品の差別化をしっかり理解しておこう

2019年10月14日

具体的に商品戦略に4つ盛り込みます。

商品品質

品質レベルをどの程度にするのか、コスト負担や時間なども考慮し、顧客満足できる品質を求めます。

安い値段に越したことは無いのですが、安いからといって必ずしもいいとは限りません。信用の品質を勝ち取ることを考えましょう。

商品の特徴

一目で商品の特徴がわかるように工夫がされているのはとてもいい事です。ボタンが多くなく、見た目や直感でわかりやすいなどです。

ちょっとした説明書きなどあれば利便性が増します。複雑な操作で色々出来るより、簡単にわかりやすい方が顧客に受けいられます。

商品デザイン

これは自社を表すデザインや運びやすさ、見た目を引くような形は印象に残ります。

ただし、デザインに特化しすぎて利便性を失わないように。

ネーミング

一度聞いて覚えやすい商品名が良いですが、わかりにくいのは止めしょう。面白いと思うのが研磨材ですが、商品名が『激落ちくん』などのように効果をそのまま表す商品名はユニークですぐ覚えてもらえます。

パッケージング

今は包装でもしっかりとした戦略が盛り込まれています。

調査結果では、スーパーマーケットで人がパッケージを見る回数というのは実に300回以上となっており、購入の53%は衝動買いしています。

人は日常生活品を計画など立てて買うようなことはありません。ほぼ決まった行動の一部のように買うので、はっきり言ってこだわりがありません。

そこでパッケージなどを一目見て、その商品がどのような機能を持っているのか表すキャッチフレーズを盛り込む戦略が、今は重要なのです。

ラベリングの決定

ラベルが伝える情報も大事です。

生産者、生産地、製造年月日、原材料、使用方法、など省庁が義務付けられている項目もありますが、それは一部だけです。

例えば、原材料は何を使っているかなどは努力義務となっているので、必ずしも掲示する必要はありません。

アレルギー物質や保存方法、遺伝子組み換え、内容量など、その他もろもろ表示義務があります。

ですが、統一省エネラベルや省エネルギー性能などは努力義務です。消費者はこのような情報から購入判断をしている方が年々増えているので、表示スペースは少ないかもしれませんが、なるべく情報を盛り込んだ方が良いでしょう。

商品サポート・サービス

商品購入後のサポートサービスはとても重要です。なぜならリピートに繋がるからです。

買いっぱなしではありません。商品の使い方や、説明、故障の対応、保証期間内のサポート、他にもありますが、顧客へのフォローが今後の売上に直結することは間違いありません。

面倒なようでもサポートを充実させることで、顧客の反応や意見などを取り入れます。

品質や顧客満足度を上げるチャンスとなります。ですが充実し過ぎてコスト負担にならないようにしましょう。

電話サポートをオプションで付けると値段が上がったりしますが、それは人件費などに持っていかれるので、値段がそのままでサービスサポートを実現できるような努力も必要です。

サービスの品質管理

サービス内容も大事ですが、重要なことは顧客に対する人の接触の仕方です。

対人関係、もしくは対話構築がしっかりできていないと商品がどんなに素晴らしくても批判や評判はガタ落ちとなります。

従業員の行動や、態度、接し方、教育、訓練などが必要です。

失敗は完全には無くすことは出来ません。その失敗から損失したままにするか、次回に活かせるかはサービスへの構えで変わります。

再発防止、被害の最小化の対策も検討すべきです。

機械で自動サービスの充実を図るのもいいのですが、あまりやりすぎると味気ない、感情が無い、ちょっとした寂しさ、といったマイナス面もあります。

機械の導入は会社の利益を拡大させます。

機械と人のバランスの取れたサービス向上が望ましいのです。

まとめ

サービスとは 消費と共に消滅することをいいます。

1年以上が耐久消費財、1年未満が非耐久消費財となります。1年以下は消耗品扱いとなります。

商品品質で重要なことは、信用の品質を勝ち取ることです。

機械と人のバランスの取れたサービス向上が望ましい。

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